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ダイアン・M

2010年04月11日

 誰がため

 
 誰がため



 1940年代前半の欧州の若者たちのことを考える。戦争に行って闘った者、「ナチス」という巨大な悪と闘った者。本当に多くの知的な「ナチス」に異を唱え、まっとうな社会を望んだ若者たちが殺されていった。
 2006年の秋に列車でベルリンからドレスデンを通ってケルンへのルートを旅したとき、車窓に広がる森を見ながらここに逃げた人たちも多くいたのだろうかと考えた。

 さて、北欧、デンマークが舞台の「誰がため」。北の都にもナチスは襲ってきた。
 フラメンとシトロン(コードネーム)という2人の若者が、ゲシュタボとナチに寝返った人たちを自分たちの信念に従い任務(暗殺)をこなしていくが、次第にそれに疑問を持つようになる。これは実話である。同じような任務を帯びたフラメンの恋人が絡み(裏切り)、フラメン、シトロンは最後は殺される。映画の最後で実在した人物たちのその後が紹介されていたが、フラメンの恋
人・ケティは90歳台まで生きたらしい。やはり人間は自分が一番かわいい。

 ノート:監督 オーレ・クリスチャン・マセン 出演 トゥーレ・リントハート、マッツ・ミケルセン、クリスチャン・ベルケル
3月15日、桜坂劇場

   

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Posted by ダイアン・M at 00:14│Comments(0)感想
 
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