2009年12月29日
イングロリアス バスターズ
寿命が縮まったかもしれない。それほど、この映画は、ドキドキしっぱなしであった。
「イングロリアス バスターズ」。タランティーノ、観客をいったいどこへ連れていくんだ。
ナチス占領下のフランスでの、ユダヤ人女性ショショナを軸に、ナチスと、連合国、アメリカからのナチス退治隊「イングロリアス バスターズ」のかけひき、闘いがまばたきするすきもあたえずに、客をとらえる。
バスターズのオヤビンが、われらがブラッピ。レッドフォード2世といわれたのも今は昔。もっとも本家本元もおそらく何回も整形しちゃったんじゃないかと思われるほどくずれてきているが(年も年だし)、ブラッピもおじさんになっています。私はブラッピの映画はあまり見ていなくて、見るたんびにおバカキャラなので、ブラッピのイメージは3枚目だ。
ショシュナ役のフランス人俳優、メラニー・ロラン。美人でとても品がある。若き日のバネッサ・レッドグレーブを思わせ、一瞬彼女の娘、ジョエリー・リチャードソンかと思った。
そして、この映画、クリストフ・ヴぁルツで決まり。いい顔して、人あたりの良い人物が、実は、非常に危険だと教えてくれる。見事なナチス幹部の役。オスカー助演賞ものじゃないかと思っていたら、今年のカンヌで男優賞をもらったそうです。ゴールデングローブの助演男優にもノミネートされています。楽しみだね。
最後には、ヒトラーも映画館で死ぬというそうかいなラストが待っているが、ハラハラ、ドキドキもののエンターテイメントだ。
12月23日、メインプレイスで。
Posted by ダイアン・M at 12:52│Comments(1)
│感想
この記事へのコメント
この映画は映画館で観ました。
おもしろかったです。
1つの映画で様々な言語が飛び交うあたりもおもしろいポイントだったのかも。。。
おもしろかったです。
1つの映画で様々な言語が飛び交うあたりもおもしろいポイントだったのかも。。。
Posted by nao at 2010年08月09日 00:29